計量計画研究所
代表理事 岸井 隆幸
今や至るところで生成AIが利用されている。「それでは」とChat GPTに『生成AIは未来構想プラットフォームをどう変えることができるか』と尋ねてみた。
答えは、『生成AIは、未来構想プラットフォームにおいて多様なデータを統合・分析し、シナリオ生成や意思決定支援を高度化する。専門家だけでなく市民参加を促し、対話的に将来像を共創できる環境を実現することで、迅速かつ柔軟な政策形成やイノベーション創出を加速させる。』であった。なるほど。
さらば『この文章の内容が間違っている点を指摘して、生成AIは未来構想プラットフォームに役に立たない、という文章を作ってください。』とお願いすると、『生成AIが「多様なデータを統合・分析し正確な意思決定を支援できる」としているが、実際には誤情報生成やバイアス、説明責任の欠如といった問題がある点を過小評価している。
また、市民参加の質が向上する保証もない。』
したがって『生成AIは誤情報や偏りを含む出力を生みやすく、将来構想の基盤としては信頼性に欠ける。判断根拠も不透明で責任所在が曖昧になり、かえって議論の質を低下させるため、未来構想プラットフォームには有効とは言えない。』であった。
果たして皆さんはどちらの意見を支持するでしょうか?
最後に、『社会ではどちらが支持されるか』を尋ねると、有用派が6割で、慎重・否定派が4割。結局『「全面的に有効」か「全く無効」かの二択ではなく、有用だがリスク管理が不可欠という中間的立場が主流。』であった。
当たり前のことを当たり前に、しかも「質問者の気持ち(正確には使っている言葉)に寄り添って尤もらしく語る道具」としてはよさそうだが、これってSNSを見ていると自分の意見に似たものを沢山出してくれるようになる、に何となく似ている感じで…
所詮、統計的分析・多数派志向の仕立てだから、社会的テーマに関しては、敢えて「少数意見を拾うのに使う」のが正しいのかもしれない。いかがでしょうか?

