未来構想PF副会長
廣瀬隆正
本年6月10日の第17回理事会におきまして、昨年末にお亡くなりになりました斉藤副会長の後任として、副会長に就任いたしました廣瀬です。
私は、1960年に岐阜県で生まれ、1982年に建設省(当時)に入省し、約36年間、公務員生活を送りました。その半分以上の期間、都市局に勤務し、都市計画や都市交通に関する業務を担当いたしました。その間、当PFの初代理事でもある森地茂先生に相談されたことを契機に渋谷駅の改造計画に参加いたしましたし、その後、高輪ゲートウェイシティの計画にも参加するなど、多くの駅改造や周辺開発に関係いたしました。
国土交通省を退職後は、三菱地所㈱に就職し、都内の再開発案件について助言してきました。一昨年、地所を退職し、現在はJR東日本に移り、品川・大規模プロジェクト推進部門に在籍しております。民間勤務になりましても、相変わらず、都市再開発に携わっており、当初の計画に関係しておりましたプロジェクトの推進に関係者が苦労されているのを見聞きし、計画の甘さを反省する日々を送っております。
2021年にPFの理事となり、ワークショップのファシリテーターを4年間務めました。産学官の中堅の方々の議論とプレゼンに参加させていただき、ICTを活用した議論や資料作成など、大変、感心させられ、入省した時のPCがなく、ワープロで文章を作成していた頃とは、隔世の感があります。また、Suicaが導入された際に、省内のコンテストでこの技術を応用して、ラッチを無くした駅と街が一体となった空間を提案しましたが、これが当たり前に構想に取り入れられていることを心強く感じました。
現在、人口減少と東京一極集中のため、地方都市の疲弊が予想以上に進んでいます。手遅れと言わず、皆様の英知で新たな楽しい取り組みを考えたいと思います。引き続きのご支援・ご協力をお願い申し上げます。