東日本大震災後のJR東日本における鉄道復旧の取組み

講演会
概要

講演テーマ:東日本大震災後のJR東日本における鉄道復旧の取組み

講 演 者:JR東日本復興企画部次長 白石浩三様

日   時:平成28年10月26日 16:00~17:30

場   所:JR東日本上信越工事事務所 別館大会議室

参 加 者:総勢 約70名

経緯

東日本大震災後のJR東日本における街づくりとの整合を図った復旧・復興の状況、地元や自治体との協議経緯、BRT導入経緯など5年間の記録が丁寧に紹介され、JR東日本の基本姿勢を理解できる濃い内容の講演会となった。

主題

1.被災した鉄道の状況

2.鉄道復旧に当たっての基本的な考え方

3.鉄道復旧について

4.復興企画部の役割と達成目標

内容

1.被災した鉄道の状況

・東北新幹線被害

3.11本震で約2000カ所

4.7余震ので約550カ所

・在来線(首都圏以外)7線区被害

3.11本震で約4,400カ所

4.7余震で約550カ所

・復旧費用、約1,900億円

・7線区の被害状況、運転状況、復旧状況

 

2.鉄道復旧に当たっての基本的な考え方

・お客様の安全の確保、まちづくり計画との整合、道路や河川との交差、復旧に要する費用負担

 

3.鉄道復旧について

・街づくりと整合を図った鉄道復旧

・BRTによる仮復旧から本格復旧

・三陸鉄道による一体運営

・福島第一原発事故の影響を受けた地域での取組み

・地域公共交通の抱える課題と今後の方向性

 

4.復興企画部の役割と達成目標

・役割は、復興に向けた戦略策定と関係者との協議

・達成目標は、国や地方自治体と協議しながら、地域の街づくり計画と一体となって沿岸被災線区の復旧を進める

・2017.04会社発足30周年(社長談話)

お客さまへの感謝、社員一人ひとりの気持ち

JR東日本の使命や役割(安全で質の高い輸送サービスの提供、地域の発展に貢献を

講演会の模様