臨海開発とオリンピック招致

講演会

講演テーマ:臨海開発とオリンピック招致

講 演 者:細井優  東京テレポートセンター社長

日   時:2020.02.17   16:30~17:30

場   所:主婦会館プラザエフ会議室

参 加 者:約60名

講演内容

1.臨海部に未利用地がなければ、招致できなかった。

・オリンピック、一堂に集まる⇒大きな役目

・選手村は大きく作らなければならない。どこに?⇒臨海部に

(2016年、メインスタジアムは臨海部の計画⇒空地あり)

(ロンドン:スラム街を開発利用、リオデジャネイロ:空き地あり)

2.臨海部に空き地が多数発生したのは、青島知事の功績

・しかしオリンピック招致には反対の姿勢だった

3.臨海開発を提唱したのは鈴木都知事

・7番目の副都心目指したが頓挫(バブル崩壊)⇒丸の内再開発等に注力

4.鈴木知事は1964オリンピック時の実質知事の役割を果たされた(副知事として2期)

・その後都知事選に立候補予定だった が・・・美濃部都知事となり福祉に重点

5.1960年大会も都は立候補したが、獲得4票のみ

6.石原知事はなぜ、オリパラ招致を引き受けたか

・2016年 福岡が熱心に運動⇒しかし世界の常識では難しい⇒国内予選 東京に一本化

・3期目 の公約の目玉としてのオリンピック招致

7.コペンハーゲンで力つきてしまった

・色々な利権の問題か?

・石原知事4期目引き受けたが、東日本大震災。オリンピックと絡めて復興を目指すことに

8.イスタンブール、マドリードの自滅とアベノミクス

・イスタンブール、マドリードがそれぞれ財政難で頓挫・・・

・石原都知事辞退をうけ、猪瀬知事のプレゼン決定、猪瀬知事、舛添知事が続けざまに辞任

・小池知事 豊洲移転ストップの影響でLRT未完成⇒今回オリンピック 交通の目玉無し

9.オリンピック後の臨海部

・臨海開発は江戸末期黒船来航⇒台場を7箇所作った⇒ 黒船は横浜に

・地下鉄新線 資金?⇒メトロ株公開で

・目玉IR  都は検討中、大阪は業者選定まで進むが万博に間に合わない

・都心スルーする貨物の道

10.オリンピック(立候補少ない⇒複数国での分散型に移行か)

・今回経費 総額13500億円 スポンサー契約多く枠外資金もできた

・聖火リレーは、3月27日に福島からスタート

・前回はハードで貢献した・・・今回はソフト( 日本の食とか文化)で貢献する