スポーツのエネルギーで沿線まちづくりを

ワークショップ

JR東日本
常務執行役員
髙橋 武

史上最大規模の2026FIFAワールドカップが始まります。勝利するのがベターですが、勝敗にかかわらず、スポーツのもつ「感動」や「興奮」は、ヒトばかりでなく、情報、資金、ビジネスを強く引きつけています。まちづくりの分野でも、長崎スタジアムシティやララアリーナ東京ベイなど、スポーツ施設を核としたプロジェクトが多く進められ、応援観光客の増加、地域経済の活性化のみならず、地域ブランドの向上、地域課題の解決、選手育成プログラムなど地域の活力創出の核として期待されています。私も、この2、3ケ月、トヨタアリーナ東京(bリーグ)、東京ドームや西武ベルーナドーム(プロ野球)、フクダ電子アリーナ(Jリーグ)等の観戦に行き、試合内容もさることながら、試合前後や休憩時のエンターテインメント、エキサイティングな音響や映像演出を伴ったパフォーマンス、スタジアム周辺での交流イベント・マルシェ等々、老若男女を問わない幅広いファンや地域に与える絶大なエネルギーを実感しています。JR東日本も、サッカー、野球ほか企業スポーツに取り組み、社員の一体感醸成のほか、スポーツ教室等による地域交流や観光流動の創出などを進めています。秋田駅においては、当社のバスケットボールチームが本拠とするアリーナが東口に開業し、秋田駅周辺の活性化の核として、市民や来街者に親しまれています。
日本ではもともと、主に私鉄が沿線開発(TOD)において、プロ野球球団を保有・運営し、鉄道利用促進や企業ブランド向上を図ってきていました。現在は阪神と西武が引き続き保有していますが、盛り上がる多様なスポーツのエネルギーをこれからの沿線まちづくりの核として積極的に活かすこともひとつの方向性ではないかと思います。
8大会連続出場の日本代表チーム、6月15日(月)オランダ戦から熱戦が始まります。北米まで駆けつける訳にはいきませんが、早朝からテレビの前で応援し、エネルギーを存分に浴びたいと思います。
勝利あるのみ、「ニッポン・オーレ!」