未来構想PFは発足9年目を迎えています。昨年度新しい行事として見学会を企画し、未来構想PFの名のとおり、(未来の)まちと交通と鉄道の繋がりをテーマに、第1回見学会「宇都宮LRT計画ルートを歩こう」を実施しました。そこで今回、第2回として“都心散策”を実施しました。
開催概要
日 時: 2019年9月26日 14:30~17:30
場 所: 大手門タワー・JXビル 3×3Lab
参加者: 25名
1.山本会長 挨拶
2.案内者紹介 三菱地所:白根様、山崎様
3.概要説明
①丸の内再構築
・大丸有エリアの紹介 ・丸の内再構築
・再構築後の丸の内 ・エリアマネジメント
② 地下歩行者ネットワーク
・ネットワーク整備の進展、ネットワークの構成
・地下歩行者通路のメリット デメリット
・再開発の適用制度と地下空間整備の関係
・整備の事例
・地下空間の防災対策
4.散策(1時間30分)
5.質疑
Q:交通量や訪問者が増えることへの対応は? 最近の見通しは?
A:鉄道事業者との協調体制出来ているのでうまく回っている。
Q:空間がわかりにくいところをどうするか?
A:不十分だがサインやスマホ 対応していきたい。
Q:地域冷暖房 で最近の話題は?
A:緊急時の対策として迂回ルート活用出来るよう整備を進めている
また大深度地下で洞道建設中で、防災対策としても利用する
Q:下水や上水の問題への対処をどのようにしているか?
A:開発申請時に許可必要 一つ一つクリアしていっている。
下水や上水の問題での遅れ等支障は発生していない。
Q: 構想段階での基本的な構想とその変化は?
A:三菱地所が構想してスタートしたが、単独でのスタートに問題があった。
そこで自治体鉄道事業者地元他との協調体制を構築していった
Q:協議会は社団法人だが 、NPOにしなかったのはどうしてか?
A:個人の参加も期待し、社団法人とした
6.見学会を終えて
参加した皆さん、漠然と知っている大丸有の全体像を改めてしっかり見て多くの事を学んだ、と感じられたそうです。他の会で実施されている工事見学会等と差別化した、このような企画をさらに考えていきたいと思います。