概要
講演テーマ:都市づくりのグランドデザイン
講 演 者:東京都都市整備局 都市づくりグランドデザイン担当部長 五嶋智洋
日 時:平成30年01月20日 16:30~17:30
場 所:主婦会館Fプラザ
参 加 者:総勢 約50名
内容
□主旨
東京都が策定した「2040年代を見据えた都市整備・都市づくりのグランドデザイン」の紹介
□前段 1964年東京オリンピックと都市改造、東京の都市づくりの変遷、東京の人口予測
□都市づくりのグランドデザインの役割 *2040年代を目標期限に
□2040年代の社会状況や都民の活動イメージ
・世界を相手に活躍出来る
・誰もがいきいきと交流活躍出来る
・多様なライフスタイルを選べる
・自然親しむことが出来る
・安心して住み続けられる
□東京が果たすべき役割
□目指すべき新しい都市像
・活力とゆとりのある高度成熟都市
・高域的なレベルの都市構造
・集約型の地域構造
・4地域区分と2ゾーン
・中枢広域拠点域(おおむね環状7号線まで)
・多摩広域拠点域
・新都市生活創造域( おおむね武蔵野線まで)
・自然環境共生域(圏央道まで)
□都市づくりの戦略と具体的な取組
・分野横断的な7の戦略、30の政策方針、80の取組を設定
・都市の将来イメージ
・地下鉄駅周辺 まちの顔として、質の高い居住環境が充実した区部中心部
□都市づくりの挑戦 7つ
①拠点形成 拠点機能の充実 強化
・都市機能の集積(個性的な)
・都市再生緊急整備地域・持続的な更新イメージ(30年程度のスパンで更新)
・新宿 品川新駅 泉岳寺駅 虎ノ門 日本橋
・多摩にイノベーションを創出出来る拠点をつくる
②人モノ情報の自由自在な交流を実現
・都市計画道路ネットワーク
・都市鉄道・地下鉄駅の顔づくり
・羽田空港の機能強化 飛行経路変更も
・アクセス強化(水路整備も)
③災害リスクと環境問題に立ち向かう
・燃え広がらない倒れないまちへ木密不燃化10年プロジェクト
・緊急輸送道路沿道建築物の耐震化
・電柱のない安全で美しい都市をつくる
・都市全体でエネルギー負荷減
④あらゆる人びとの暮らしの場の提供
⑤利便性の高い生活の実現と多様なコミュニティの創出
⑥四季折々の美しい緑と水を編み込んだ都市の構築
⑦芸術文化 スポーツによる新たな魅力を創出
□個別の拠点や地域の将来像
・中枢広域拠点域
・新都市生活創造域
・多摩広域拠点域・自然環境共生域
□2040年代の将来像の実現に向けて
・様々な主体の参画連携による都市づくり
□質疑
Q1 東京圏の盟主として広域的にはどのように進めるのか
A1 広域的な計画で東京都の企画作成、東京圏3600万人世界最大、連絡会議あり
Q2 作成経緯? 目標2040年?
A2 日大岸井先生チーフ、2040年人口減些少も人口構成変化 それも見据え設定
講演会の模様